SNS運用の代行にかかる費用「月額50万円」はぼったくりか?

2020年7月15日SNS

「今後はSNSに力を入ていきたい」と考えてはいるものの、自分も社内スタッフも詳しくないためにどうしていいかわからないという人も多いでしょう。代行会社や外部の運用会社をネットで探してみると、代行にかかる料金は月額20万円~50万円程度と幅は広く安くはない金額です。

そこで今回は

SNSの運用代行になぜこんなに金額がかかるのか(本当に適正なのか?)

・SNS運用は外注で依頼すべきか?

・代行を依頼するならどこに依頼するべきでどうやったら費用を抑えることができるか?

について考えてみました。SNSを社内で運用しようか外部に依頼しようか迷っている方は参考にしてください。


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なぜそんなに金額がかかる?SNS運用代行の中身

ネットでSNSの運用代行会社を検索すると、月額20万円~50万円程度が料金相場のようです。なかには月10万円以下という格安業者もありますし、大企業向けのものでは数百万円/月〜のようなものも存在します。中小〜中堅企業向けとしては30万円/月くらいの料金が一般的です。

SNSの運用代行料金を算出するベースとなっているのは、作業内容とそれに必要な時間です。基本的には「運用する人(会社)の時間単価」と「運用にかける時間」によっておおまかに料金が決まります。入社してすぐの新入社員が担当するのであれば料金は安くなるでしょうし、運用に倍の時間をかければ倍の費用を請求しなければならないかもしれません。

例えばインスタグラムの運用代行であれば、下記のようなものが主な実施内容となり料金を決める要因となります。

  • どのくらいの頻度で投稿するのか?
  • 撮影は行うか?モデルは必要か?
  • 撮影はどこでどのくらい時間をかけるか?
  • 投稿につけるテキストは誰が作成するか?
  • レポートはどのようなものが必要か?
  • 打ち合わせはどの頻度で必要か?

「撮影済みの画像を提供するからそれを利用して月に10回投稿をしてほしい」という内容であれば月額5万円程度でも可能かもしれません。

一方で「毎月30回投稿分の撮影を行い、画像と文章の事前確認、毎週レポートと報告を実施してほしい」であれば月額100万円になるかもしれません。同じ1つのSNSアカウント運用でも内容によって費用は10倍にも1/10にもなり得るということです。

実際には業務を始めてから「やっぱりこれもやってほしい」ということが発生することが大半なので、事前に作業内容を確定させることは困難です。したがって代理店や運用会社は想定の業務量を算出して月額○○円と決めるケースが多くなっています。

SNS運用代行の料金はどうやって決まる?

ここまで説明してきたように、SNS運用代行の料金は作業内容(時間)によって大きく変わります。ここに「誰がやるか」と「会社がとる利益」も考慮すると、SNSの運用代行を外注する際の金額は下記のような式で表すことができます。

運用代行にかかる費用=「スキル(時給)」×「かける時間」+「会社が乗せる利益」

月給40万円のサラリーマンの時給を単純計算すると約3,000円です。時給3,000円の人間が1日2時間を使う場合には月に12万円の人件費となります。SNSアカウントの運用には複数の人間が関わるのでそれ以上に時間を要することも考えると、月額で20万円程度の料金になることも理解できます。

(会社によって利益をどれくらいとるかにかなり差がある点は一旦置いて)実施する作業内容(所要時間)や実施者のスキルレベルは会社によって異なりますので、「A社は月額20万円、B社は月額30万円だからA社のほうが安い!」という金額の比較にあまり意味はありません。

さらに言えば作業内容の量や運用にかける時間で比較し優劣をつけることも本質的ではありません。求めるべきは「たくさんの作業」ではなく「目的の達成」です。SNS運用によって得たい結果を達成できるのであれば、10時間で達成しようが100時間かけようがどちらでもよいわけです。ですので「SNS運用によってなにを達成したいのか?なにが目的なのか?」が明確にならないと金額の高い/安いは判断できないのです。

外注料金を安く抑える方法

とは言えできるのであれば出費は抑えたいのは当然です。上記で説明したことを踏まえ、どうしたら金額を抑えることができるか考えてみましょう。

運用代行にかかる費用=「スキル(時給)」×「かける時間」+「会社が乗せる利益」

先に説明したこちらの公式を使うと、下記の3つの点で料金を下げることが可能そうです。

  1. スキル(時給)の低い人に依頼する
  2. できるだけかかる時間を短くする相談をする
  3. 乗せる利益の小さいところに依頼する

1.スキル(時給)の低い人に依頼する

スキルの高い人や実績のある人は1時間あたりの費用(必要な時給)は高くなります。しかしスキルと金額は正確にリンクしているわけではありません。スキルがあるのに料金が割安な人を見つけたり、自社の求めるレベルの運用者に依頼することで費用を抑えることが可能です。中小企業が「各分野のプロフェッショナルで作られた10人体制のSNS運用チーム(月額100万円)」に依頼をする必要はありません。

クラウドソーシングやフリーランスを活用して割安な金額で依頼できる人を探すことも選択肢です。一般レベルの運用者の時給相場は2,500〜3,500円程度となっており、これ以下になるとクオリティもイマイチなことが多くなります。

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2.かける時間を短くするための相談をする

SNS運用代行という仕事は労働集約的なため、かける時間によって金額が変化するということを説明しました。時間単価を下げろという要求は企業でも個人でも困難です。しかし「かける時間を減らして金額を下げて」なら交渉の余地があるでしょう。効果や結果を変えずに時間を短くするために下記のようなことが考えられます。

  • 成果につながらない修正依頼や指示
  • メールで済む緊急でない電話連絡
  • 無駄なレポート作成
  • 対面の打ち合わせや訪問

企業としてやらなければならない事情があるのか担当者の中途半端な知識のせいかはわかりませんが、意味のないABテスト、無駄な画像加工作業、価値のないデータ収集、改善につながらないレポート作成を不必要な業務で溢れています。このようなものを廃止・削減することで効率化し結果として料金を下げることも可能になります。

3.乗せる利益の小さいところに依頼する

企業の目的は利益を得ることです。原価や社員に支払う給与とは別に利益を確保する必要があります。この利益をどれくらい乗せるかは企業の考え方によって様々で、もちろん企業がとる利益が小さい方がお得ですがそれを判断するのは困難です。

一般的には企業体が大きくなればそれに応じて管理コストも拡大しますので、必要な利益も大きくなります。コンサルティングや運用代行のような労働集約サービスは大量生産でコストが下がるわけでもありません。「新卒で大量に採用したコンサルタントと呼ばれる営業マンが、広告でを集めた見込み客を訪問営業して受注する」というよくあるWebマーケティング会社のモデルだと必要な利益が大きくなるのも当然です。

SNS運用はフリーランスに外注すれば安い?

運用代行の金額の決まり方や少しでも金額を下げるために考えるポイントがわかったところで、次にフリーランスに依頼すれば安くなるのか?についても考えてみます。

運用代行にかかる費用=「スキル(時給)」×「かける時間」+「会社が乗せる利益」

フリーランスに依頼する場合についてこの公式から考えてみると、

  • スキル(時給)⇒人によって幅がある
  • かける時間⇒できるだけ少なくしようとする
  • 利益⇒企業よりは必要な利益は小さい

フリーランスは貴重なリソースである自分の時間を有効に活用しなければなりません。できるだけ少ない時間で金額を得ることを目指していますので、優秀なフリーランスであれば本当に効果のある作業に絞って提案をしてくれるでしょう。スキルの差は大きく時給の設定もフリーランス個人によりますので、個別に確認する必要があります。

よってフリーランスなら絶対に安くなるというわけではありませんが、割安な可能性は高いといったところでしょうか。またフリーランス以外にもアルバイトでSNS運用を依頼するという選択肢もあります。ただフリーランスのなかにはスキルがないのにあるように見せかけて仕事を得ようとしている人もいるので気をつけなければなりません。

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まとめ

SNS運用代行を外注する場合の金額の仕組みについてご説明しました。月額50万円という金額もあながちぼったくりではなく、月額20~30万円かかるのも当然だということをご理解いただけたと思います。

ユーザーと情報の接点がネットに移行し、そのなかでもSNSの占める割合が拡大し続ける現在ではソーシャルへの対応が当たり前に必要になります。「SNSって意味あるの?」という議論はだいぶ昔に終了しています。今すぐに投資するという判断が難しいのであれば「自分自身でSNSを身につける」「企画やコンサルティング部分だけを外注し、実際の作業は社内で実施」のような代替案だとしても早期の対応が必要ではないでしょうか。

SNS媒体の選択や運用内容、方向性について悩んでいるという方は一度ご相談ください。「コンサルだけ依頼」「SNSをまるごと外注」「予算10万円でできることを実施」など状況に合わせたプランニングのご提案を行っております。


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2020年7月15日SNS

Posted by kaizuka