インスタ広告にかかる費用と外注する場合の金額相場【1万円でも可能】

2020年12月22日SNS

「インスタ広告はどれくらいの金額からできますか?」

「予算は月に10万円しかないのですが依頼は可能でしょうか?」

インスタグラムの成長に伴いインスタグラム広告を導入・検討する企業が増加し続けています。インスタグラム企業アカウント運用は一般的になってきましたが、インスタ広告を導入して結果を出している企業はそこまで多くはないかもしれません。

最初の「インスタ広告はどれくらいの費用が必要か?」という質問に本当にざっくり答えると、「インスタ広告は月の予算が1万円からでも実施が可能なので小さな規模や個人でも実施が可能。ただ企業が代理店に依頼するのであれば広告費と運用手数料を合わせて10〜20万円/月程度が最低、30〜50万円/月くらいあると始めやすい」というのが回答になります。

当然ケースによって必要な金額最低の金額は変わってきますので、本日はインスタ広告にかかる金額やそれらを代理店/運用会社に外注するために必要な費用について解説していきます。

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インスタグラムの現状

日本国内でのインスタグラム月間アクティブユーザー数は3,300万人を超え、ここ数年で国内最大のSNS規模まで成長しました。インスタグラムのユーザー数は、Facebookの2,600万人Twitterの4,500万人(Twitterはおそらくアカウント数)と比較しても最大規模になっていますので、これらのユーザーにリーチ可能なインスタグラム広告は非常に魅力的な広告媒体です。

また、インスタグラム広告は年齢/性別/居住地などのデモグラフィック、興味関心といったインタレスト、自社サイトの訪問者やその類似ユーザーへの配信といった細かいターゲティングを設定できることが魅力です。

関連記事:Facebook広告3つのターゲティング方法とオーディエンスをわかりやすく解説【2020年】

インスタグラム広告ではフィードとストーリーズを中心に写真と動画のクリエイティブで訴求をすることが可能です。(参考:【公式】Instagramでブランドを構築)また通常のアカウント運用ではできないリンクの設置が可能ですので、広告をクリックしてもらい自社サイトやランディングページに誘導することができます。

インスタ広告の必要作業と代理店に外注できること

インスタグラム広告の運用を代行している企業は多くありますが、企業によって得意な業務領域は様々です。よってその会社がどこに強みを持っているのか?を把握することが失敗しないためのポイントとなります。

インスタグラム広告を実施するにあたっての業務を大まかに分解すると下記にようになります。

1.企画/コンサルティング

インスタグラム広告をどのような方向性で進めるか、計画と目標の策定、クリエイティブの企画、また会社や事業全体の戦略を鑑みて、そもそもインスタグラム広告が最適なのかという検討もコンサルティングの業務範囲です。その上で具体的な目標や戦略に落とし込みます。

運用代行会社の場合はこういった部分を運用手数料に含めるのが一般的です。最初の1回だけ初期費用として費用がかかるケースもあります。コンサルティング会社やマーケティング会社の場合には稼働時間に応じたフィーやプロジェクトとして個別の見積もりになるでしょう。

2.画像や動画などのクリエイティブ制作

インスタグラム広告では広告に使用する画像や動画が必要になります。主に制作会社や運用会社のデザイナーがこのクリエイティブ制作を行います。また広告クリエイティブ作成を専門に行う会社も増えていますし、フォトショップやイラストレーターを使わなくても誰でも簡単にバナーが作れる「Canva」のようなツールも存在します。

それぞれにメリットとデメリットがあり、もちろん安ければいいというわけではありません。使える工数や予算、クオリティに合わせて必要なものを作成する必要があります。

3.広告運用業務

インスタグラム広告の外注というと一般的にはこの部分を指すことが多くなります。内容としては、アカウントの開設やタグマネジメントなどの技術的なサポートといった初期設定から、配信ターゲットの選定やターゲット/クリエイティブのABテストといった継続的な改善作業が当てはまります。

インスタグラム広告のような運用型広告はポスターを貼ったりテレビCMを流すように「広告掲載がゴール」ではなく、リスティング広告などと同様「広告掲載がスタート」という性質を持っています。もちろん広告開始前の初期設計も重要なのですが、「運用型広告」の名の通り、その後の「運用」が成果を分けるポイントです。

よって代理店を選ぶ際には、運用体制はしっかりしているか、自社の予算規模に適しているかなども見極める必要があります。

インスタグラム広告は広告費や予算に決まりはある?

インスタグラム広告のプラットフォームとしては広告費の下限を設定していないので、自社で運用するのであれば月に1万円の予算でも実施は可能ですし極端なことを言えば1,000円でも可能です。

ただ相場的には中小企業向けの運用代理店であれば月額予算10万円くらいより対応している企業が多く、なかには月額5万円程度の超少額予算に対応している企業もあります弊社でお手伝いしている企業様では月額30〜50万円程度がボリュームゾーンとなっています。

後述するのですが、広告代理店に運用を依頼すると広告費の他に運用代行料がかかったり、または広告費のなかから手数料を支払う形になります。ですので10万円/月以下の予算での広告を検討している場合には、自社スタッフや知り合いのフリーランスに依頼することで手数料をできるだけ抑えたほうが効果的なケースもあります。

関連記事:なぜリスティング広告を手数料が安い業者に依頼すると失敗するのか

インスタグラム広告の課金方法や単価は?

お金の計算

「インスタグラム広告をやった場合のクリック単価はいくらくらいですか?」

これもよくある質問なのですが、一概に回答することはできません。駅のポスターや道路の看板のように「ここに1週間出すには◯◯円」という金額が決まっているわけではなく、インスタグラム広告などのネットの運用型広告と呼ばれる広告の単価は入札状況によって金額がリアルタイムで変動するものになります。ですのでサービスの種類や競合の出稿状況、ユーザーからのクリエイティブ評価などによっても変動することになり、広告の開始後も常にクリック単価(CPC)や表示にかかる金額(CPM)は動き続けます。

もちろん運用者が業界やサービスに対する経験があったりリスティング広告など他媒体を参考することである程度の予測は可能なこともあります。しかしCVやクリックの単価を決定する要因は無数にあり、実際に運用をする前の段階では「クリック単価は100〜300円の間でしょうか..」というようなかなり幅のある回答になってしまうことがほとんどです。

「クリック単価はシュミレーションで100円、CVRが1%だからCPAは1万円」のようなものがきれいに当てはまることは稀です。であればクリック単価を想像したりシュミレーション作成に時間をかけてもしょうがありません。

「月に◯◯件のコンバージョン(購入、申し込み、問い合わせなどの目標)を獲得したい」

「1件あたり◯◯円以下のコストで資料請求を獲得したい」

といった目標を共有し、実現が可能そうであればまず実施してみるしかありません。

たまにあるケースとして、複数の運用会社や代理店数社にシュミレーションをお願いし、想定クリック単価や想定CPAの数値を比較して依頼先を決めるというパターンがあると聞きます。当然ですが、シュミレーションの数値は依頼先を検討する根拠にしてはいけないことに注意してください。

関連記事:Facebook広告の費用相場は●●万円〜?予算の決め方から事例まで

広告運用を外注する際の料金の相場はどれくらいか?

インスタグラム広告を代理店や業者に依頼すると【広告費】と【運用手数料】がかかるケースがほとんどです。広告費は代理店や運用会社がクライアントから預かりますが、そのままインスタグラム(Facebook社)へ支払われる費用です。

一方、運用手数料は広告運用を行うことで代理店や運用会社が得る収益になります。運用手数料の決まり方は会社ごとに様々で、「広告費の20%」などと決めるコミッション(手数料)と「この作業ボリュームだと5万円」などフィー(作業報酬)があります。

参考記事:広告料金のコミッション制とフィー制「不透明な報酬形態をフェアにすべき」 #宣伝会議 | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議

国内のWeb広告運用会社の手数料はコミッションで設定されることが多く、そのコミッションは20%に設定されるケースが一般的です。この場合、広告費が100万円/月だとすると手数料は20万円/月となり合計120万円/月になります。広告費を200万円/月に増額した場合、手数料は40万円/月になり合計240万円/月になります。

関連記事:【結論】リスティング広告の費用はいくらで始めるべきなのか?

料金(運用手数料)を安くするポイント

費用の圧縮

もちろん無駄な支出は抑えたいですし、できるだけ費用対効果の高い広告運用をしたいものです。それは多くの代理店も同じです。

代理店に「運用手数料は月に10万円です」「月に50万円です」と言われてもそれが適切なのかわかりません。費用の内訳は【広告費】と【運用手数料】の合計だと前述しました。よって無駄な費用を抑える方法は下記の2つであることがわかります。

・同じ広告費でよりよい効果を出す

・代理店への運用手数料を抑える

【運用手数料】とはツールの利用料や管理コストも含まれますが、大部分は運用するスタッフの人件費です。運用手数料はその業務/運用に人間がどれくらいの時間を要するのかが大きな要因になります。

例えば単純な例としてこのくらいの費用が必要だということがわかります。

例1:時給3,000円の人が月に20時間(1日1時間)かけて運用⇒運用手数料は6万円

例2:時給3,000円の人が月に60時間(1日3時間)かけて運用⇒運用手数料は18万円

この所要時間には、どういった運用をしようかという全体の戦略や方向性の決定、適宜のモニタリング、配信先や予算配分の調整、画像や動画といったクリエイティブの制作、レポート作成や報告のようなものがすべて含まれます。

上記の例のように、毎日3時間自社の広告について時間を使ってほしいという場合には18万円がかかるということです。ということは、運用手数料をできるだけ抑えたいという場合には、クリエイティブの制作を最小限に抑えたり(適切なボリューム)、成果に貢献しない無駄な報告書の作成を省いたりといった工夫が効果的です。

どこが必要不可欠でどこなら省くことも可能なのかは運用内容や代理店によって異なります。「ただ単に費用を安くしたい」というよりこのような点を考えることで、効果を損なわずに支出を抑えることも期待できます。

関連記事:リスティング広告の広告費を削減する方法はあるけど本当にやるべき?

広告運用やWebマーケティングの領域においては、副業・兼業マーケターに依頼すると価格を抑えられるからおすすめということをこちらの記事で書きました。

関連記事:Webマーケティングを外注するならフリーランスの副業マーケター一択

関連記事:低予算・少額予算でもリスティング広告で成果を出すポイント

インスタグラム広告の費用に関するまとめ

ここまでインスタグラム広告を検討している方のために、実際に代理店に依頼した場合にかかる金額感をお伝え致しました。この記事を改めてまとめると、

・社内で行うことと外注することを検討する

・予算は10万円程度から自由に設定できることが多い

・手数料の相場は広告費の20%またはフィーで個別に設定

個人や零細法人がテスト的に実施するのであれば1万円などでもインスタ広告を行うことは可能です。代理店や運用会社に運用を依頼するなら月額30万円程度〜、フリーランスやフィーで対応してくれる運用会社であれば月額10万円程度の予算でもいいかもしれません。

価格やフィーは運用会社や代理店によってまちまちです。自社でできることとその会社が提供してくれることをしっかり見極めた上で依頼先を判断することをおすすめします。


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2020年12月22日SNS

Posted by kaizuka