Facebook広告の費用相場は●●万円〜?予算の決め方から事例まで

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ビジネス用途のSNSとして、Facebookは根強い人気を保持しています。実名制のSNSであるFacebookは、経営者、小規模ビジネスオーナー、フリーランスを中心に、安定した利用者数を誇っています。

Facebookが持つ豊富なデータを活用したMeta広告(Facebook広告、インスタグラム広告)は、精密なターゲティングと高い費用対効果をもたらします。その結果、開始から数年でGoogle広告と並ぶ大手広告プラットフォームとなり、2023年現在も主要な広告媒体としての地位を維持しています。

この記事ではFacebook広告を検討する人の共通の関心事である、

・Facebook広告はどれくらいの金額から始めることができるのか?

・代理店に代行を依頼したらどのようなことがどれくらいの費用でできるのか?

を中心にFacebook広告の費用周りについて解説していきます。Facebook広告やインスタグラム広告の導入を検討している方は目を通しておいてください。

Facebook広告に必要な金額と最低予算

Facebook広告をはじめとする運用型広告は、大きく「インハウス運用」(社内スタッフでの運用)と「代理店運用」(運用会社や代理店に業務を外注する方法)に分けられます。

社内(インハウス)運用でかかる費用はFacebookに支払う広告費のみとなります。(社員の給与やその他の人件費は別途発生します。)「Facebookに支払う広告費」は自由に設定することが可能ですので、月額1万円の予算でも広告を配信することも可能です。テストで始めたい場合には「まず5万円でどんな結果が出るか観察してみる」ことも可能です。

他方、代理店運用の場合にはFacebookに支払う広告費に加えて「運用フィー(運用代行料)」が発生します。運用代行とは、運用会社や代理店が広告を出したい企業に代わって広告主の広告費を使って広告配信を行うことです。運用代行会社は企業の広告運用を代行することで、企業に手数料や作業料を請求します。

運用会社に業務を外注する場合、広告費に加えて、運用フィー(例: 広告費の20%や最低でも3〜5万円/月)が発生します。この手数料を考慮に入れると、代理店を通じてFacebook広告を行う場合、最低でも月額10万円程度の予算が必要となるでしょう。

ちなみにインスタグラム広告の仕組みもほとんどFacebook広告と同じです。インスタグラム広告についてはインスタ広告の費用に関する記事をご覧ください。

代理店ができることと費用の相場

打ち合わせ

Facebook広告は、テレビCMのように代理店を経由しなければ購入できないわけではありません。アカウントの登録と設定を完了すれば、自社で直接広告の配信が可能です。

では、代理店や運用会社に手数料を支払って依頼するメリットは何でしょうか。代理店や運用会社が提供するサービスや価値には以下のようなものがあります。

広告クリエイティブ制作

Facebook広告におけるクリエイティブ(広告バナーや画像、テキストなど)は、広告の効果に大きな影響を与えます。美しい写真や魅力的なキャッチコピーだけでは不十分で、広告の目的、例えば購入や問い合わせの獲得を達成する内容が求められます。

代理店や運用会社は多岐にわたる業種や目的の広告クリエイティブを制作しており、どのようなクリエイティブが反応を得やすいかの知見を持っています。この経験を活かすことで、効果的な広告クリエイティブを迅速に作成することができます。

最近では、「Canva」や「Ripl」のように、非デザイナーや初心者でも広告用の画像や動画を簡単に作成できるツールが増えています。外部のコストを抑えたい場合や社内での運用を検討している場合、これらのツールを活用するのも一つの方法です。

広告クリエイティブの効果を参考にするためには、Meta広告公式の「広告ライブラリ」というツールが利用できます。

広告ライブラリで『転職』を検索

このツールを使用することで、競合他社や同じターゲットを持つアカウント、多額の広告費を投じているアカウントの広告クリエイティブを確認し、効果的な広告の傾向を掴むことができます。

広告運用業務

Facebook広告などの運用型広告は、掲載開始後に継続的なチューニング作業(運用)が必要です。配信結果を監視しながら、広告クリエイティブやターゲティングの調整を行うことで、広告の効果を向上させることができます。

運用の知見や実際の作業を外部に委託するメリットは明らかですが、特に重要なのは「未知のミスを防ぐ」ことです。例えば、「データ収集の設定を忘れていた」や「効果が低い運用方法を継続していた」といったミスを避けるためのチェックとして、代理店や運用会社のサポートが非常に価値があります。

データ解析

Facebook広告の管理画面は充実しており、初心者でも基本的な結果を把握することは可能です。しかし、Facebook広告の効果を最大化するためのデータ解析は、単に数値を読むだけではなく、データを基にどの部分を改善すべきか、次に何をすべきかを判断する能力が求められます。

さらに、広告の評価には、メディアや媒体を横断したデータの観察が必要です。Googleアナリティクス、Facebook広告、Google広告など、複数の施策のデータを統合して理解するスキルが有効です。

予算はいくらで始めるべきか?

予算とお金

Facebook広告の導入を検討する多くの方が「いくらの広告費で始めるべきか?」という疑問を持っています。予算の決定に役立つ方法の一つは「ゴールから逆算して予算を設定する」ことです。 例えば、1件の反響に1万円を投じ、10件の反響を目指す場合、予算は10万円と設定することが考えられます。

しかし、想定CPA(問い合わせ単価)が3万円である商材の広告運用を月1万円の予算で始めるのは推奨できません。この場合、3ヶ月に1件のCVが発生することになり、広告の効果や継続性を判断するのが難しくなります。十分なデータを取得するための適切な予算を設定することが望ましいです。

予算や必要な費用についてはSNS広告の予算や費用に関する記事インスタ広告の予算や費用についての記事でも記載しています。

FB広告のクリック単価や問い合わせ単価事例

「Facebook広告はCPC(クリックの単価)はどれくらいなの?」「いくらくらいでCV(問い合わせや反響)とれる?」というのもよくある質問です。

クリック単価は商材やターゲット、配信設定によってまったく異なり、10円のこともあれば500円のこともあります。実際のCPC(クリック単価)は配信クリエイティブなどの要素も加味されるため実際に配信しなければわかりません。事前に正確に予想することは非常に困難です。

Facebook広告配信データ
キャンペーンの目的やターゲットによってクリック単価には10倍の開きがある

上記は実際のFacebook広告管理画面です。広告の目的(ゴール)がキャンペーン毎に異なることもあり、似たような広告クリエイティブを使用していてもクリック単価には10倍の差が生じます。成果に繋がりにくい無駄なクリックを安く獲得しても意味はありませんので、CPC(クリック単価)が高い低いといった議論にはあまり価値はありません。

どうしてもFB広告のクリック単価目安を出すとするなら、100円〜300円くらいの幅に多くのケースでは収まるのではないでしょうか。

CPA(目標や問い合わせの単価)についても、業界やサービス、コンバージョンのポイントによって大きく異なります。例えば、メルマガ登録や購入など、コンバージョンの地点が異なる場合、CPAも変わってきます。似た業界や商品の運用経験があれば、ざっくりとしたCPAの予想は可能かもしれませんが、正確なシミュレーションを事前に行うのは難しいです。

FB広告の費用をまとめる

Facebook広告に関わるお金について費用の仕組みや予算の考え方について説明してみました。今回の記事を簡単にまとめると下記の3点となります。

・自社(インハウス)運用で実施するなら数万円の予算でも可能

・代理店を利用するなら最低月額10万円くらいからが現実的

・事前のシミュレーションは困難で配信してみないとわからない

最低出稿額の決まっていないFacebook広告は試しに始めやすい広告です。Facebook広告もインスタグラム広告も広告費の下限はありません。ただ「その広告は効果的なのか?」を判断するためにはある程度のデータ量(広告費)が必要になります。

運用には手間や工数もかかりますので、月5万円の予算で6ヶ月運用するくらいであれば、月10万円で3ヶ月運用することをおすすめします。どちらにしても同じ30万円なのですから、広告の継続可否や広告費の増額/減額の判断は早いほうがメリットが大きいはずです。


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この記事を書いた人

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著者名: にしりゅう

広告を中心にしたWebマーケティング支援に10年間従事。小〜中規模クライアントへ施策横断したマーケティング支援が特徴。特に月額予算50万円以下プロジェクトは100件以上の実績を持つ。

Posted by kaizuka